陰毛(恥毛)用のかつら・ウィッグ情報ブログ

陰毛用のウィッグをご紹介します。

陰毛・恥毛用かつら・ウィッグを徹底調査!アンダーフラワー編

アンダーヘア用のウィッグとして発売されているのはヴィーナスベールだけではありません。

よく比較される有名なものとして、『アンダーフラワー』と『ナイトフラワー』という2つの製品があります。

おそらく、アンダーヘア用のウィッグを購入しようと検討する場合には、ヴィーナスベールを含めたこの3つが候補にあがると思われます。

そこで、ヴィーナスベール以外の製品を、詳しく紹介していきます。

ここでは、『アンダーフラワー』を取り上げます。

『ナイトフラワー』については、こちらの記事で紹介しています。

 

underhair.hatenablog.jp

 

アンダーフラワー』の特徴

サイズはフリーサイズで1種類のみ

『ヴィーナスベール』や『ナイトフラワー』には、サイズがMとLの2種類ありますが、『アンダーフラワー』はフリーサイズ1種類のみです。

なので、大きすぎる場合には、ハサミで適当な大きさに切って使用します

人毛を使用

ドイツ老舗かつらメーカーのバーグマン社監督のもと、ドイツ染色機材によって仕上げられています。

と言うことは「ドイツ製なのかな?」と思ったのですが、生産国はフィリピンでした。

人毛は性質上、使用してくるとどうしても毛がらみ、色落ち、抜け毛、切れ毛が発生します。

なので、自分である程度のケアをしたり、かつらサロンにお世話になったりすると、長く使えるそうです。

製品寿命は長くて1年

使用方法と使用頻度次第ですが、3か月から1年が目安のようで、意外と長期間にわたって使えるのだなという印象です。

ただし、過度な着脱は製品寿命を縮めるので注意が必要だそうですから、この点は気をつけましょう。

ベース素材にウレタンを使用

ベースにウレタン素材を使用しているので、両面テープでしっかり貼り付ければ、まず外れることはなく、実際に入浴しての実検でも大丈夫だったそうです。

この外れにくいというのがウレタン素材を使用している理由だとのことですが、通気性が悪いため蒸れやすくもあります。

不要な時は取り外したほうが皮膚にも製品にもやさしいと思います。

しかし過度な着脱は製品寿命を縮めるのでは…。

価格は31,320円(税込)

価格は29,000円+消費税ですが、これを高いと見るかどうか。

ヴィーナスベールは税込19,800円ですので、1万円以上高いということになります。

しかし、うまく使うと1年ぐらいはもつということですので、それを考えるとコスパが良くて、お値打ち品だと考えることもできます。

 

アンダーフラワー』の良い点と悪い点

良い点

寿命が長い

やはり高額な商品ですので、ある程度長く使いたいと思うのが人情です。

その点、使い方次第ではありますが、1年程使えるというのは、ヴィーナスベールの2週間程度に比べると相当長期間と言えます。

吸着力が強い

吸着力を追い求め、あえて通気性の悪いウレタンを使用しているわけですから、この点は譲れないでしょう。

確かに、製品の性質上、入浴中などに絶対に外れてはいけないわけですから、吸着力を最優先に考えるというのは理解できます。

アレルギー反応が少ない

人毛を使用しているということで、アレルギー反応が出にくく、無毛症の方にお薦めだそうです。

直接肌に触れるものですので、こういった部分は大事でしょう。

楽天市場・ヤフーショッピングで購入可能

他の製品は、公式サイト以外では購入できないのですが、『アンダーフラワー』は楽天やヤフーで買えるため、ポイントをためられたり、逆にポイントを使うこともできます。

もちろん、初めて買うときも、改めて個人情報を入力するという面倒な作業も必要ありません。

悪い点

蒸れたりかぶれたりする

何度もお伝えしましたが、ウレタンをベース素材として使用しているため、通気性が悪く、長時間装着したままにしておくと、蒸れたり、皮膚が炎症を起こしたりする可能性があります。

万一、何かありましたら最寄りの皮膚科へご相談してください。

公式の販売ページでも上記のような記載があるので、これは相当蒸れるのではないかという気がします。

3万円以上の価格

長期間使用できるにしても、やはり3万円オーバーの価格はなかなか手が出ないのではないでしょうか。

冒頭でご紹介した『アリエルフィット』は、税込16,200円ですので、『アンダーフラワー』は倍近くの価格ということになります。

 

アンダーフラワー』の総評

まず、個人的に最も気になるのが人毛という部分です。

これは人それぞれなのでしょうが、他人の毛を使用しているというのが、ちょっと気味が悪いような気がしてしまうのです。

アレルギー反応が少ないといった良い点もあるのですが、やはりひっかかります。

また、通気性の悪さも見過ごせません。

吸着力にこだわったということですが、他の製品も、吸着力については十分考慮されているようですので、通気性の悪さというデメリットだけが残っているように感じます。

そして価格です。

「1年も使えて3万円ちょっとなら、むしろ安いのでは…?」と一瞬思ったのですが、よく考えてみると、アンダーヘア用のウィッグが必要な場面なんて、めったにないような。

1年も使えるからと思って3万円以上支払って購入したものの、1年間で使ったのは、温泉旅行に行った1回きりで、結局出番が全然ないなんてこともありそうです。

そう考えると、やはり3万円は高額だという気がします。

総評としては、頻繁に使用する人や、アレルギー反応が気になる人には選択肢の1つとなるのかな、という感じです。